1999年7月23日〜8月3日の12日間旅
グリンデルワルトで夕方バケツをひっくり返したような雨が降った。その他は晴天に恵まれ幸運であった。
前後泊合わせて14日の旅の始まりです。 自宅前で旅立ちの写真を写す。 成田ーパリ(エールフランス)−ジュネーブ(1泊)ーシャモニ(1泊)ー ツェルマット(2泊)ーグリンデルワルト(3泊)−サンモリッツ(2泊) チューリッヒ(1泊)-往復全日空 この旅は、私の突然の入院騒ぎの病気に端を発している。 元気な時に行きたいところへ行っておこうと思ったわけである。 初めてのホームページ作りなので、大きく印象に残ったところだけ 書くことにする。 |
東京発11:25 全日空にてパリへ・・パリ着16:40・・パリ発18:30 エールフランスにてジュネーブへ・・
ジュネーブ着19:35・・・ホテルへバスで移動 [ジュネーブ泊ーモーベンピック]
ジュネーブに着いた時、私と夫の荷だけ届かなかった。日本旅行の添乗員(斎川)さんが行方不明になっている荷物の行方を たどる折衝を繰り返したが、この日は駄目で、次の日シャモニのホテルに夜9時届けられた。 荷物が着かないこともあると、話に聞いていたので、リュックに一日分の必要なものを入れてあった私たちは正解であった。 しかし、気持ちの良いものではない。添乗員さんも一生懸命掛け合うのは大変であったことだろう。怒る私たち夫婦! フランスの空港で行方不明になったことから、化粧品や下着が支給されたが、Tシャツぐらいしか使えなかった。 |
パリのドゴール空港 | ヒュジュネーブ小観光の途中風景 レマン湖 |
ジュネーブ小観光
オーヴィーブ公園、チーズで有名なグリュイエール。空の色がきれい! |
花一杯のオーヴィーブ公園 |
グリュイエールの街 チーズで有名 ラクレット |
グリュイエール城 | シヨン城 | シャモニで宿泊した「モルゲン」 |
アルプス最高峰モンブラン観光
ロープウエイで3842mのエギ-ユ・デュ・ミディ展望台(3842m)へ。空気が薄くなってきて足が重くなる。 モンブランの白い峰が眼前に迫り、遠くマッターホルンまで見渡せる大パノラマを満喫。 シャモニからバスは125km先のテーシュまで。テーシュからツェルマットまで列車で10分。 ツェルマットは、電気自動車が走る街。[ツェルマット泊 アンバサダーホテル] |
エギー・デュ・ミディ展望台(3842m) 左後ろに見えている白い山は 世界の最高峰モンブランです |
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中央の黒い二つの点はエギュ・ド・ミディ展望台(3842m)、 を目指して登ってきているトレッカーです |
展望台で座って空気の薄いのを癒す人々 | 具合の悪い人もいました。 |
こわ〜い! | モンブランを背景に贅沢な時間 | 元気な仲間たち |
マッターホルン観光とハイキング
午前:登山電車にて、標高3130mのゴルナーグラート展望台へ。 スイスアルプスの壮大なパノラマをご満喫。 その後、登山電車にてローテンボーデンヘ。 そこからリッフェルベルクまで約1時間半のハイキングを楽しむ。 昼食おにぎり弁当。リッフェルベルクより登山電車にてツェルマットへ 戻り自由行動。私たちは、6人でツェルマットから 地下ケーブルに乗ってスネガ(2280m)へ。 ゴンドラに乗り湖を散策し戻った。その湖の名前は覚えていない。 |
ハイキング チェックガラのR | リッフェル湖 風光明媚な景観 |
自由行動の4人・・・ツェルマットからMetro/Sunneggaでスネガまで行ってゴンドラに乗り、降りてから歩いて湖へ
歩く川島夫妻とR | 小さな湖の周りでくつろぐ人々(日光浴) ステリ湖 | ピレネー犬も一緒に連れてきている |
エッシネン湖散策
ツェルマットからティーシュへ約10分列車に乗り、 ティーシュからバスで137km。途中:そそり立つ岩山に 囲まれた静かな湖面をたたえるエッシネン湖で散策を楽しむ この日初めて体験したのは、バスごと列車に乗って走ったこと。 夕食は、ホテルで「ミーとフォンジュ」 |
カートレインに乗ったバス | チェアリフト | エッシネン湖で深呼吸 |
チェアリフトの乗り場 |
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牛が気持ちよさそうに横たわっている | チェアリフトからエッシネン湖へ向かう散策路 |
ユングフラウヨッホ観光とハイキング[ホテル・アイガーブリック]
グリンデルワルトから登山電車で標高3454mのユングフラウヨッホの頂上駅へ。雄大な眺望を楽しむ。 その後、再び登山電車でアイガグレッチャーへ下り、そこからクライネシャイデックまで約1時間のハイキング。 昼食:お弁当 |
Jungfraujoch(3454m)は生憎の天候でユングフラウの勇姿が見られなかった。クライネ・シャイデックで登山鉄道を乗り換える。電車は長いトンネル内を高度を上げて進み、途中、アイガーグレッチャー、アイガーヴァンと、アイスメーアの3駅に停まる。ヨッホ駅ロビー右手を進むと氷の迷路が続く”氷の宮殿”とプラトー展望台に出られた。 |
プラトー展望台ユングフラウヨッホは濃霧で寒かった | 氷河の中は青く光り神秘的な美しさは、いつまでも心に残る すばらしい体験でした。自然との身近な触れ合い ・魅惑的な氷河の世界 |
登山電車 | 透き通るアイス・グロット | 帰りはクライネ・シャイデックまでのハイキング |
クライネ・シャイデックまでガイドさんが付いてハイキングしたが、昼食後、仲良し4人でメンリッヒェン(1230m)迄歩き、ゴンドラに乗ってグルントで下り、そこから列車でグリンデルワルトへ戻ったのである。ゴンドラに乗っていた時、マーモットを見た。
終日自由行動 グリンデルワルト→フィルスト→アルプゼー→ブスアルプ→グリンデルワルト
遠くの山並みは霧に包まれ姿が見えなく残念であった。しかし、アルプスの子供二人に出会った。
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ピーターは女の子と兄弟でしょうか また大きくなったら会えるといいね。 |
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この標識でとても助かった。 | 私のところに来てくれたハイジ | |
マウンテンパスを歩いていてあったお家の軒下に カウベル陳列を見た。 |
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右横に白と赤のペイントで塗られた石が標識となっていて、安心できた。緑と花の大自然に囲まれ眼前に山。 霧に覆われている眼前に広がる山がくっきり見えたら言うことなし。最高の自由行動の一日になった。 このような至福のときを味わうことはもうないかも知れない 感無量!!! ブスアルプからバスでグリンデルワルトへ戻った。 |
バスと列車からの景観とローヌ氷河、高級リゾート地サンモッリツ
バスでアンデルマットへ112km。フルか峠→ヘアピンカーブの連続で登る凄腕の運転手さん。美しい景色を眼下に見れた。 昼食はAndermattのレストラン。午後氷河特急で屈指の高級リゾート・サンモリッツへ(アルプスの景観を車窓より楽しみながら)サンモリッツのクリスタルホテルは、とっても快適で2日間ゆっくり宿泊できた。この日の夕食は、自然農法を話題に原さん夫婦、川島さん夫婦と談笑。ワインも美味しく想い出に残るものとなった。地中海を分ける分水嶺フルカ峠を越えローヌ氷河へ。 |
ローヌ氷河の表面を背景に | 青の世界・ローヌ氷河の中 | 氷河特急 |
午前:サンモリッツ観光とハイキング 午後:自由行動
2453mのムオタス・ムラーユ展望台へ。アルプスの雄峰はもちろん、谷底にはサンモリッツの町と湖ですばらしい眺望。 その後、アルプラングワルドまで約2時間半のハイキング。麓のポントレジーナまでチェアリフトで下り、サンモリッツに戻り、 自由行動。ここのところの記憶があまりなく写真もはっきりしない。 |
サンモリッツからプントムラーユまで エルニナ特急で10分、その後ケーブルで10分 ムオタスムラーユまで行き、 約2時間のトレッキング アルプ・ラングワルドから ポントレジーナまでチェアリフトで 下りサンモリッツに戻る。 |
中央が添乗員の斎川さん・お世話になりました | カメラを構えている方が原さん、新婚旅の夫婦一組/ハプニング! 年配の方がご夫婦で来られていたんですが、トレッキング中斜面に転げ落ちました。その瞬間新婚さんの男性が後を追い斜面を転げ下り方を傷めたのです。シップを手配するなど皆も心配しました。転げるようなところではなかったのですが、つまずいたのでしょうか足が弱っていたのでしょうか・・・・ |
左から二人目今日のトレッキングのガイドさん | 仲良しのツーショット | hotelサンモリッツの屋上にて |
午前:ハイジのふるさとマイエンフェルト散策・:午後:ラインの滝観光
バスでマイエンフェルトまで90km「アルプスの少女ハイジ」の舞台となった、のどかで小さな村を散策。 午後シャフハウゼンヘ170km、ヨーロッパで最も大きく激しいライン河唯一の滝を見る。その後チューリッヒへ |
子供たちの募金で建ったハイジの泉 | スイスの山岳ヤギと会話 |
ライン河の激流の轟音が聞こえるよう!!! |
チューリッヒからエールフランスでパリへ・パリから全日空で帰国
サンモリッツは気候も良く快適に過ごせたが、チューリッヒは都会でゴミゴミしていた。 自動車が騒音を上げて走っていて、うるさく 何処の国も都会は同じなのかと少々がっかりした。 |
パリ経由で日本に戻り、長い旅が終わり・・・というところであったが、夫は最後の日の夕食前、チューリッヒの街を観光していて石の階段の数段残して足を滑らせ 足の小指の付け根上を骨折。本を見ながら階段を下りていた不注意からだ。”helpe?"と叫んでくれた若者もいたが、夫は大丈夫と私の方を借りて歩きHotelへ戻った。 添乗員さんが氷をもらってきて冷やし、夕食後工科大学の大学病院で診察を受け−松葉杖(大学病院で頂いた)ー車いす・・と・大変であった。 全日空の計らいで飛行機には一番最初に乗り最後に降りる。長い乗降口まで全日空の職員二人と車椅子を押す私走る走る・・・・前代未聞の時間が過ぎた。 |
その時の証拠写真が
日本に到着後、京王プラザに予約してあったが、車椅子が用意されていて、エレベーターすぐ横のいい部屋に通され、その心遣いがとてもうれしかった。 旅行保険に入っていたため非常に助かった。この時、夫のリュックを仲良しのお仲間が背負ってくれたのでとっても助かりました。 忘れられないことになりました。 |