2003.6.24〜6.30     JRとフェリーを利用して一週間の旅


スイスで1〜2本より見られなかったウスユキソウ(エーデルワイス)と時期が遅すぎているようだが礼文アツモリ草をみられたら・・・と。勿論、利尻山にも登るのが大きな目的である。


6月24日  新駅舎函館駅より特急グリーン車北斗3号でさっぽろへ。さっぽろからサロベツ特急で美深へ。美深は気温が高く寝ぐるしかった。 自然がいっぱいのところである。蕎麦枕と毛布を見つけ午後12時から少し眠れた。冷房も少し使った。


25日 美深温泉のバス停 温泉の周囲の風景


6月25日  温泉の周囲を散策した後美深駅へ。11時で27度、暑い、駅でしらかばから採ったという森の雫(ドリンク)を2本飲んだ。スーパー北斗(グリーン車、革張りの椅子である)で
稚内へ向かって利尻行き最終フェリー15:30に乗船。時間があったので宗谷岬など、タクシーで観光。フェリーは大混雑。不愉快な時間の1時間45分であった。昨日も今日も快晴。


稚内  ノシャップ岬 いよいよ利尻島  まじかに迫ってきた


6月26日  利尻山に登る  昨夜は民宿に宿泊したが風呂狭く温泉でなく部屋も狭かったが、食事は良かった。朝5時出発。同じく泊まっていた登山者とボックスカーに乗って登山口まで行った。私たちは高齢者、バナナ2本、栄養ドリンク2本、豆パンと民宿のおにぎりである。1470bまで登った。そこは長官山、この先には高山植物が美しく咲いているそうだが、この先を往復するには4時間かかるらしい。年齢を考え断念した。それでも私たちはお時間かかっている。先へ行っていたら危なかっただろう。若い人たちとは一緒に出来ない。勇気を持って先へ行かないことに決めて良かったのである。下山した時まだ余裕があったから。

4号目までは、トドマツ、エゾマツ、鳥のさえずり(ゴジュウカラ、クマゲラ、アカゲラ・・・)歩いて1時間40分、海抜740m付近6号目第一見晴らし良い場所。ここから8号目までは
難所が続く。1時間20分歩いて、1218mの長官山、利尻山の姿を味わえる。ビューポイント、大海原の絶景が楽しめる。夜は、満天の星空、天の川も・・・・8号目から1時間で、
1450m付近9号目 限られた場所でしか見られない利尻ヒナゲシの花が咲いている。体力を考え、勇気を持って長官山までで、その先は断念した。

7月中旬だと、頂上では一面のオレンジ色ボタンキンバイガ咲いているとのこと、エゾツツジ、イブキトラノオ、リシリリンドウが代表の花だ。
海抜0mから6時間余り登って1719m(北峰)山頂の頂きでは、360度パノラマ、雲海の先には大海原の果てしない広がりがある。6月下旬〜9月下旬
  2014/09/23 追記

利尻山の長官山に立って・・頂上まで行きたかった・・・


利尻山の頂上を目指して歩く私 登っている途中で咲いていたゴゼンタチバナ 疲れを癒す名のわからない花


登山口 利尻鴛泊港


6月27日  昨夜は同じ利尻であるがホテルに宿泊。ここは温泉を運んできて一応温泉に入れた。泉はやはり筋肉痛が和らぐので助かるのだ。昨日は快晴であったが今日は明るい曇りといったところである。今日は観光バスを利用して島一周する。冬などは大変なのだろうが自然がそのままで美しい。


姫沼自然散策  野鳥の声が・・・・
郷土資料館  自然がいっぱいの利尻島


6月28日  利尻に二泊したが、いよいよ礼文に移動。 花の浮島礼文のトレッキングが今日から二日にわたって予定している。1日目は自分たちだけでエーデルワイスを求めトレッキング。桃岩で強風に出会い急いで下りてきた。昼食は何とかもののかげで食べた。結局はこの日エーデルワイスを見られず。残念!宿泊はプチホテルに泊まる。食事が良くて高級感があった。


礼文に向かうフェリーから利尻山を・・・ ヨツバシオガマ? 礼文島をトレッキング。 利尻島が薄く見える


6月29日  礼文二日目  プチホテルの支配人の取り計らいで、昨日の悲しい一日が挽回できた。それは、ツァーで来ていたガイドさんにお願いして、私たちもその仲間に入れて頂き、礼文ウスユキソウの群生地に行けたことである。これがなかったら、何の想い出も礼文になかったであろうと思う。そのくらいこのトレッキングは素晴らしかったのである。私たちは、登山靴を履いてスティックを用意していったので楽しかったが、本州から来ていたツァー客は、トレッキングの出で立ちでないので大変そうであった。


一面エーデルワイスの群生地がここから 道際近くのエーデルワイス


花の浮島礼文島  一面ウスユキソウが見られる島  感激!!   利尻富士の名で親しまれる日本名山百選の「利尻山

礼文島での宿泊は、プチホテル「コリンシアン」である。