ANAスペシャル 四国一周と小豆島ベストルート 4日間

2006年3月11日8土)〜3月16日(木)


待ちに待った寒い冬が終わろうとしている矢先、道新を見ていてこの旅の広告が目に留まった。
小豆島(高卒のとき姉と一緒に観た「二十四の瞳」の映画が撮影された場所である)へ行きたかったからである。
広告には、函館からも参加できるようになっていたが、後になって、帰りのANAの飛行機の時間がないことから
札幌に前泊しなければならないこととなった。
札幌では、近代美術館で【高橋博信コレクション受贈記念 浮世絵美人画の魅力 国貞・国芳・英泉】展を開催
されていて200点の版画(故高橋博信氏の心血を注いで集め、守り通してこられたものを、長男の大介氏が遺志を
受け継ぎ当館に寄贈されたものです。)を鑑賞。
COLLECTION GALLERYでは片岡球子の作品も見ることができました。エネルギュッシュな作品に力を
貰ったような気がしています。

     
札幌駅    美術館


今回からの旅の目標に、写真を「きれいな画像」で・・・を掲げ頑張っているが・・・・・

JRタワー32階の角部屋に宿泊することとなった今夜は、ガラス越しではあるが・・・・・


テレビ塔の見える夜景


ツアー一日目
3月12日(日)
6:30 丹頂の間で朝食・千歳空港へ8:10のエアポート行き快速で40分
新千歳空港→羽田空港→高松空港=栗林公園=高松港〜〜池田港=土庄泊
オオキドホテル


         
         


栗林公園は半分しか歩かず、コウノトリが紫雲山に数十羽止まっていたのが見えて
はいたのに、良く写らなく残念であった。夕食のアジの酢の物がとても美味しかった。
フェリーの中がタバコの煙で不快であった。1時間20分ほどではあったが・・・・
栗林公園も雨模様で寒く、案内していたお店の方も寒そうである。
ホテルの温泉は塩泉が濃く、体が浮く感じであった。34.5度と低温であったが、
おしゃべりしながらゆっくり浸かっていると、とても温まる。
         


ツアー二日目
3月13日(月)
ホテル8:00=寒霞渓(ロープウエイで下る)=二十四の瞳映画村=オリーブ公園=手延べそうめん館(そうめんの試食)=平和の群像=土庄港〜高松港
総本山善通寺=18:00道後(つかさビューホテル)


4時に目が覚め、温泉は6時、7時バイキングの朝食、食べ過ぎたかな?
8:00寒霞渓(日本三大渓谷と書かれていたが?)へ、バスで行ってロープウエイで下る際に見ただけである。
映画村は予想に反し期待はずれであった。しかし、壺井栄さんの文学館があって、13分ほどのビデオが放映さ
れていたのは良かった。壺井栄さんの育った環境があの作品を生んだことが良く解る。
小豆島の手延べそうめん館のそうめんは、他と違うということと丸金さんの醤油で作られただし汁がまた美味しい
らしい。オリーブ公園は地中海沿岸の気候が似ていることから・・・・・オリーブの木がたくさん植えられていた。
10時間のうち3時間が歩き、他はバスの中、そのバスの中ではガイドさんの語尾を強める説明ががんがん!
これには
自律神経もおかしくなってしまった。体調不調となる。気温の低いこと、運動不足、善通寺でホットする。
75番札所(空海の生誕地でもあり、父を弔うために建立された善通寺・真言宗の総本山)


             
 岬の分教場    分教場の教室内    通勤時乗車していたボンネットバス    先生の住んでいた家の中

二十四の瞳映画村

             
 オリーブ公園    内子の店    寒霞渓   土庄港


七十五番札所・創建1200年の総本山善通寺


     

善通寺
   

境内
   

若い弘法大師

道後温泉(本館)を見るため午後9時バスで出掛け、10時に戻る。寒いこと寒いことブルブル


         
温泉街の アーケード    道後温泉の四つ角の柳    道後温泉玄関前

ツアー三日目
3月14日(火)
8:00松山城をバスから見て伊予かすり会館=内子=宇和島真珠会館
中村・四万十川遊覧=高知市内(高知新阪急ホテル)18:00


朝食時食欲なく、この日から急性胃腸炎となりアクエリアスを暖めてのみ、食事抜きでバスの最後部座席に横たわっていた。内子の40分散策はできず、宇和島での昼食も全く食べることが出来ず、散々であった。道後から内子へ峠を超える道すがら冬景色となり、タイヤにチェーンを装着している大型車が見られた。四国に来てこの景色を見たくなかった。添乗員さん体温計を持ってきて体温を測ったが36.6度。薬を飲みながら四万十川までたどり着いた。雪道で時間オーバーになったため、遊覧時の昼食はなくなり、お休みどころでの弁当に変更となった。四万十川の豊かさは船頭さんのガイドでよく理解でき、最後の清流で生活している方の多いことも知った。夕食はおかゆと梅干。


             
 峠越えで霙横殴りになる    伊予の機織り    内海    四万十川遊覧観光船


ツアー四日目
3月15日(水)
14℃ はりまや橋を車窓から見て日本サンゴセンター=桂浜(坂本竜馬像)=室戸岬(灯台・中岡慎太郎の像・ミクロ洞=薬王寺(23番札所)=大鳴門橋を渡って18:00南淡路ロイヤルホテル


初めての晴天日、だが体調はまだ治っていない。高知市に路面電車が走っている。桂浜で
自然の空気に意気吹き返る思い。室戸岬のレンズは直径26m60cmで日本一
、190万カンデラ。
ホテル明星で昼食、うどんのみ食べた。赤玉を二袋頂いて一袋飲む。ピタッと下痢が止まった。
薬王寺で、南無大師遍照金剛を唱え胃腸の回復を祈る。15:20薬王寺去る。
ホテルに戻って温泉に・・・18:30夕食。急いで温泉から部屋に戻ろうとしているとき、
メル友のIZUMIさんの来訪が・・・ビックリ、ドッキリ・・・頭が真っ白になり自分の顔がどんなことに
なっているかなど全くないまま【デジカメでパチリ!】
添乗員さんに撮って貰った。ゆっくり時間が取れたらよかったのであるがツアー・・・・ざんねん!
夕食は、美味しく消化の良いものがいただけた。赤玉の二袋目を飲む。


             
バスからの風景    道路標識    薬王寺    鐘楼


ツアー五日目
3月16日(木)
鳴門公園(鳴門大橋のビューポイント)=琴平・琴平宮参拝(専門ガイドの案内で785段の石段を登り参拝)昼食=高松空港→羽田空港→新千歳空港18:30


天候50/80の雷もありという予報であった。気温は8〜17度。朝食が美味しくいただけたことで、
体調回復の兆しあり。8:00にホテルを出発して2時間余りバスに乗り琴平へ。90分の時間が予
定されていた。バスを降りると小松商店と書かれたかさが用意されていて、お迎えの専門ガイドさん
小柄の白髪女性、片手にメガフォン、片手にかさ、70歳を過ぎた方には思えないガイド振り)に上手く
乗せられて785段を容易に登ることが出来た。これこそプロのなせる業に思える
。四国に来て、香川県・
愛媛県・高知県・徳島県・兵庫県(淡路島)を巡ったが、このガイドさんからの見えないお土産を胸にしまい
岐路の人となった。帰りの飛行機も飛ぶか飛ばないか危うい天候で少々心配していたが、天候回復の
合間を見ての飛行となって何とか予定通り帰宅できた。私たちは、新千歳空港から南千歳に出て、
スーパー北斗22号19:49に乗り帰宅した。千歳空港で残っていた【かに寿司】弁当を買って、列車の中で
食べたが,酢がよく効いていて、疲れていた体に元気を取り戻せる感じがした。


             
 金毘羅さんの専門ガイドさん    金毘羅本宮   光重の歌碑    おなかを壊してから、温泉で初めて
おいしくいただいた夕食