津軽を一泊二日

2006・11/30〜12/1


思い立ったら吉日とは言え急に寒さが厳しくなった日の旅で体調がついていけなくなったようだ。
バスに乗っても列車に乗っても宿泊施設でも空調暖房で、乾燥し鼻の粘膜には良くなく鼻かぜの
症状となり薬を飲む。本格的に風邪をひいてはつまらないので、二泊を一泊にして帰宅した。


旅のいでたち



五所川原駅

津軽鉄道駅

金木駅

金木駅を出て徒歩10分足らずのところに、[太宰治記念館」がある。明治の大地主であった太宰治の父
島津源右門の建てた入り母屋造りの建物である。米蔵にいたるまで日本三大美林のヒバを使い、
階下11室278坪、二階8室116坪、付属建物や泉水を配した庭園を合わせて宅地妬く680坪の豪邸である。
この豪邸も戦後になって島津家が手放し、昭和25年から旅館「斜陽館」として町の観光名所となり、
全国から多くのファンが訪れていた。
その後、平成8年3月に旧金木町が買い取り、旅館「斜陽館」は46年の歴史に幕を下ろしたのです。


走れメロスー津軽鉄道列車

五所川原駅構内

五能線ー川部駅


津軽鉄道も五能線も接続の列車がなく、青森から五所川原へ行く時はバスで1時間あまり、
五所川原で所用を終え、津軽鉄道で金木駅へ530円、二両編成の列車で30分
金木駅から十三湖に行く時には、津軽鉄道に乗って津軽中里の終着駅まで行って
そこからバスに乗りシジミを食べたのである。このときバスの運転手さんが、しじみ亭
の前までバスを進め、私たちを降ろしてくれました。本来、弘南バス停留所[今泉北」で下車
歩いて5分のところなんですが、寒い日であったからでしょうか、バスの運転手さんの
さりげない優しさに触れることができました。シジミ釜飯は760円でした。
昼食の後、接続の列車に合うバスがないので、タクシーを呼んでもらい2410円の出費でした。
シジミ亭の方も親切でした。列車の時間を調べてくださったりタクシーを呼んでくれました。
中里駅(15:08)〜五所川原駅(15:45)津軽鉄道 一人 840円
五所川原駅(16:12)〜鶴田駅(16:19)五能線 →富士見荘送迎バス



太宰治記念館

十三湖のしじみ亭

しじみ釜飯


国民年金保養センターということで、全館リニューアルした立派な建物であった。
しかし、客の立場にたってのサービスに欠けるところが多々あり、謙虚さがないように思えた。
朝食を7時20分にしてもらい8:13のバスで五所川原駅へ9:30に着いた。10:05川部駅へ、
川辺駅10:11の青森行き列車に乗り換え10:49青森到着
白鳥1号の特急11:19発に乗る。13:14函館到着


丹頂鶴の鳴き声入り動画41秒間
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富士見湖の朝焼け 6:58

車窓から津軽平野を望む

冬のたびは、乗り物の中も宿泊施設も空調暖房で感想が激しく鼻炎を起こし風邪の症状となる。
二泊の予定を繰り上げて帰ってきた。

所要があっての旅で時節が悪かったことと、一眼レフのカメラを持って行かなかったことが悔いとなって残る。