2005年7月19日〜7月25日(6泊7日)
7月19日 | 函館〜東日本フェリーで青森へ〜酸ヶ湯温泉〜ホテル城ヶ倉 |
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酸ヶ湯温泉 | 隣の昼食処 | 城ヶ倉温泉ホテル | 毛無岳まで歩いて見られた 湿原 |
城ヶ倉に到着してから、八甲田大岳に向かって歩いた道は、思っていたより難道で、 あまり人が歩いていないように思えた。笹が道を見失いそうになるくらい生い茂っていたり、 倒木が道を塞いでいたり大変であった。しかし、ブナの木が多く心地よかった。 酸ヶ湯温泉まんじゅう2個と水を持って、45分ほど登った所に分岐点があった。 酸ヶ湯からの道が楽で時間も短い事が解った。酸ヶ湯に宿泊を考えたが、部屋にトイレことと 洗面台がないと解ったので城ヶ倉にしたのだった。分岐点で立ち止まり、戻ろうかどうしようか迷っていた時、 大岳からツアーの一行を案内しているガイドさんと会って、「大岳まではムリだが毛無岱までは 平坦ですから・・・湿原の花たちが綺麗ですよ‥」と教えられ、元気が出て先へ歩を進める事ができた。 そのお陰で美しい風景と、花々の咲いている広い湿原を見る事が出来たのである。 |
ホテル城ヶ倉は、八甲田の山懐に抱かれた落ち着きのある空間で、
モダンな洋風造りであった。水がとても美味しく印象に残る。
7月20日 | 城ヶ倉大橋〜八甲田(田茂萢湿原・赤倉岳・井戸岳・大岳避難小屋) |
たくさんの花々と出逢いながら汗を流し、5時間あまり起伏のある山道を思う存分味わう一日となった。 城ヶ倉大橋は、日本最大級のアーチ橋(長さ360m、谷底からは122mある)。八甲田ゴードラインと名付けられた8の字形の遊歩道は、湿原と地塘を回遊できるようになっている。赤倉岳へは遊歩道の先から登山道にはいるが、しっかりとした道が続いている。登になると、直ぐ右に毛無岱を経て酸ヶ湯温泉へ下る道へ分ける。アオモリトドマツの林を抜けると森林限界であり,ハイマツを切り開いた中を行く。登り切ると噴火でえぐられた断崖で、之に沿って登ると、祠のある赤倉だけ山頂に着く。井戸岳とは尾根続きになっていて右に少し下がると井戸岳の噴火口壁で、左に回り込んでほぼ半周し下ると大岳避難小屋に着いた。 |
下記の写真はサムネイルになっています。クリックすると大きくなります。
真水を飲んだせいか腸の具合があまり良くない一日であったが、持参の薬でなんとか持ち直したようである。予想以上に大変であったわけではないが、簡単でもない山であった。避難小屋であった若者のパーティーに「明日、白神の暗門の滝へ行く」と言ったら、今日より楽ですよという事であった。それを聞いて、少しホットする。帰りの道も登と下りの入り交じった道のりで距離は長く湿原があって、花が綺麗であった。特に驚いたのはミズバショウの湿原であった。 |
14:15 ゴンドラから降り、102号線から280号線にはいる道順を、コンビニの前で出逢った耳ピアスの青年に尋ねて教えてもらった。2時間かからず「ブナの里白神館」に到着。16:08 小雨模様。 |
7月21日 | 世界遺産の白神山地 |
昨夜眠剤を呑まずに寝付けたが、隣室の方の音がうるさかった。足枕をして眠り、5:30入浴。外は濃霧で全く見えず、地面は昨日の雨で濡れていた。風呂の中で新潟からのツアー客と会話する。8:14 白神館を車で出発。白神山地は、雄大なブナの原生林、その規模は世界最大を誇るそうであるが、私達はそのほんの一部を味わってみようと言うわけである。 |
「白神山地・暗門の滝」森林環境整備協力金300円を・・・・。素晴らしい自然に感動して1000円渡したら、おつりを渡された。とても自然を壊さず整備されている。私達は、暗門ぶな林散策歩道を先に歩き、暗門の滝歩道へと歩を進める。第3の滝(26m)、第2の滝(37m)、第1の滝(42m)へ。険しい狭い道、滑りやすい大変な道のりを落石などの危険を感じながら歩く。 岩木川上流、白神の森と谷の中、3つの滝を繋ぐ遊歩道は、往復2時間。第1の滝に着いたのは11:05。戻って13:05、アクアグリーンビレッジ(ANMONCENTER HOUSE)で昼食をとり、マザーツリー(ブナ巨木)を見るべき白神ラインを車で走る。 13:26 『ぶな巨木ふれあいの径』の標識を見つけ狭い悪路の道を下り,19と付けられた巨木まで辿ったが、マザーツリーはまだ先のようで不安になり戻って来た14:20。車でもっと先に行ってから入るとあったらしい。失敗 ! |
15:20 宿泊している建物の隣のビジターセンターで35分間放映されている白神を観賞。音響とワイドな画像で ナレーション付き。今日は,雨降らず曇りで一日終了。16:10 ぶなの里白神館にもどる。暗門川に沿っての道は 歩きやすいように整備されていたが,暗門の滝へ行く道は、ツルツル滑り頭上は岩が崩れてきそうで危険な所であった。 |
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暗門の滝 クリックすると涼しくなるよ!
7月22日 | 悪天候のため予定変更 石川啄木記念館へ |
早朝二度ほど目が覚めトイレや水を飲む。余程疲れが溜まっていたらしく直ぐ寝付けた。5:10 目が覚め外を見る。 |
14:00 記念館を後にする
15:43 田沢湖に到着。ジュンサイのビン詰め10本購入。今日の宿泊は「ウエルハート田沢湖」。田沢湖から乳頭温泉方向へ向かって走る。16:30 到着。部屋は、角部屋でとっても快適に過ごせそうで喜ぶ。調度品もセンス良く撮っても贅沢な部屋であった。一休みしてから温泉に入ったが、PHが結構きつく濁り湯である。内湯は熱めなので露天風呂へ、足下が非常にぬるぬるで、手すりにつかまって湯船に入らなかったとしたら、転倒という事になっていたであろう。18:30 夕食 20:49 明日の準備をして床につく。枕の高さが低く気に入った。 |
7月23日 | 秋田駒ケ岳のトレッキング |
快晴 朝の体操をして体調良し。 7:30朝食後、田沢湖温泉バスセンターまで車で行き、バスセンターから駒ヶ岳八合目までは、自然保護と道幅が狭い事からシーズン時はバスでしか行けない。曲がりくねった山道〔66曲がり〕を運転手の好運転で8:50 八合目に到着バスの駐車場には、八合目小屋があって、トイレをすませ、9時頃から登り始めた。 片倉岳展望台→阿弥陀池→男岳→阿弥陀池小屋へ戻り昼食→又男岳と横岳の分岐点まで歩き→横岳へ→焼森→駐車場・八合目小屋 |
十和田八幡平国立公園駒ケ岳自然観察マップ |
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男岳付近のニッコウキスゲ | 横岳に向かう登山道 | 頂上がもうすぐ険しい! | 1583mの頂上 |
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7月24日 | 玉川ダム〜八幡平〜玉川温泉 |
7月24日は最高の晴天に恵まれ、思い残すことのない自然散策が出来た。 標高1613mの八幡平高層湿原は、予想していなかっただけに、花いっぱいに感激!! 行き交う人との会話も楽しく、ゆっくりと時間をかけて回れたことがとても良かった。 |
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駐車場の左手にレストランがあり、そこで昼食を済ませ左回りで歩き出した。 小さな鏡沼、めがね沼を見て八幡平頂上。 ここからがきれいな花の散策路となる。八幡沼のあたりで13:17. |
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玉川ダム | 八幡平頂上案内板 | 植物図鑑を片手に | 美しい高層湿原 |
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玉川温泉 | 源泉から流れる温泉水 | 玉川温泉園地自然研究路 | 青森港フェリーターミナル |
7月25日 ウエルハートピア田沢湖を後にして10:10 盛岡ICから高速に・・・黒石で11:40高速を降り、 102号線から394号線へ。 12:10 酸ヶ湯温泉に到着。ここの蕎麦と蕎麦饅頭は美味しい。 12:30 酸ヶ湯温泉の千人風呂(混浴)に入った。とてつもなく広い浴場で驚いた。 13:40 青森へ向かう。103号線を走行。フェリーターミナルに15:30くらいに着いたであろうか。 16:40 より乗船。17:00 出航。サンセットを撮影しようと張り切ってはいたものの、いい画像がなっかった |
一日だけ雨模様で予定変更したが、他は天候に恵まれ自然を堪能できた旅でした。