2012年5月21日 午前7時30分から178年ぶりの世紀の金環日食を横浜で撮影   怖いような雲


この日のためにND100000を300mmのレンズに合わせ購入した。しかしこの日は最悪の天気で太陽が見えない、小雨がぱらつく有様であった。
観察用のメガネを用意していた方々も金環日食は見られなかった。ND100000は諦め、85mmレンズで撮影することとしND8を装着し太陽の覗いた時を逃さず撮影した。その写真を時間の経過を追って並べてみよう。ISO=100  露出プログラムもホワイトバランスも自動である。今思うと300mmレンズにND8やND400を手でもって出来たかもしれないんだがその合間もなかった。

7:30 F10 1/320   7:41 この雲の中 キラッと!      7:41     F11  1/40   左に同じ、刻々と雲が動いている 


秒単位で変化する天空

7:46  F11 1/40  口径85mm  7:46  もう少し〜ぃ 



7:50  待ちに待った金環日食が見えた。F11  1/640

この日の撮影状況が手に取るように分かっていただけるでしょう。

1分間に ここまで雲が動き金環日食が見えなくなる 7:51 全く見えなくなりそう! 





2012年6月4日  家の庭先で撮影
  //// テレビを見ていて1時間遅れての撮影であった。

         
 21:16    21:19    21:21
         
 21:23    21:36    21:47




この日も生憎の天候で午前7時頃から雨がぱらつき6時間半の天体ショーも4時間で終わりました。ND8フィルターでND1000000は宝の持ち腐れとなった。

しかし、金星がまん丸なホクロのように写るなんて思っていませんでした。130年ぶりの天体観測になるそうです。

     
2012年6月6日 10:33   暗雲の中撮影 黒点が金星です     11:42  金星は確かに右へ移動しています。


 
 11:57 金星は左の方から弧を描くように移動してきて13:30頃太陽面を通過し終わるそうですから1時間半後でしょうか
6時間半かけての天体ショーでしたが、私の撮影は4時間でした。雨がぱらつく悪天候で太陽が見えなかったのです。
黒点もしっかり写っていて、この一枚は貴重な一枚になりました。